最終回 僕の山想記⑩ 弟見山登山

2024/06/11
スタッフブログ

(カタクリの花観賞登山)

桜が満開の時期、202446日カタクリの花を観賞するため山口県と島根県の
県境の仏峠(標高652m)から弟見山(標高1085.1m)登山を楽しんできました。
カタクリの花は、ユリ科カタクリ属に属する多年草で、早春山を最初に彩る花の
一つです。
赤紫の花びらを下向きに大きく広げて咲く姿は、多くの登山者に愛されています。
昨年夏場に莇ヶ岳~弟見山を縦走した時に、登山者から4月~5月初旬に弟見山・
山頂周辺の縦走路でカタクリの花が観賞出来ると言う情報を得て、計画を進めて
いました。
登山口の仏峠まで、車での移動時間が1時間以上かかるので、早朝7時家を出発
国道9号線を徳佐方面に進み、交差点を右折して国道315号線を更に進み、柚木
慈生温泉のすぐ先の小さな橋の手前を左折して県道123号線に進みます。周辺には、
ちょうど桜の木が多くしかも満開で感激です。ここからは、道幅は狭く途中から
カープの連続で、枝片や小石等の落下物も多く速度をかなり落として慎重に運転し、
815分やっと仏峠に到着しました。周辺には、登山者の車もなく、誰もいません。
天気は、薄曇りであまり寒くなく絶好の登山日和です。早速、登山靴に履き替え、
脚にサポーターを装着し、リックの荷物を確認して830分弟見山を目指して出発
しました
登山道入り口には、『熊さん出没注意』の看板があります。仏峠は、かなり山深い
県境の峠なので、リュックの両サイドに熊よけ鈴2個を装着。効果は不明ですが、
異なった音色を出しながら、熊さんと遭遇しないことを山の神にお願いして、一礼。
弟見山を目指します。ヤマップのソフトの起動も忘れません。

仏峠から弟見山のコースは、尾根筋を沿って進みますが、急登が多いコースで、コース
タイムは約1時間30分~2時間です。登山開始は、杉林の中を進みますがいきなりの急登で、
まだ身体が慣れてないので、疲労感満載です。何度も立ち止まり呼吸を整え、又一歩登って
行きます。所々少し平坦な登山道もありますが、直線的な急登が多く、俯くと汗が眼鏡の
内側に溜まりため息が出ます。930分やっと手前のピーク(標高981m)に到着しました。
周辺には、案内板等はなく、県境を示す古びた石柱があるだけですが、ヤマップのアプリで
確認できます。少し休憩して、水分補給とかき餅を食べます。ホッとする瞬間です
何度か大きく深呼吸をするととても満たされた気分になります。
935分、弟見山・山頂に目指して出発です。途中何度かアップダウンがあり、山頂直下の
急登は、登山道が真っ直ぐに伸びかなりの距離があり、又周辺には、大熊笹がはびこって
いて難儀しました。

アップ!アップ!状態になりながら、955分やっと急登が終わり、直ぐに弟見山・
山頂に到着しました。

周辺の展望は、良くありません。山頂には、登山者が2名いました。
『カタクリの花は、まだ少し時期が早いけど、ほどほどに咲いていますよ。』との情報
を得たので、早速、見に行きました。所々登山道周辺に咲いていて、ちょっと感激し、
まだ蕾の状態もかなりありました。来年春は、満開のカタクリの花の群生を見てみたい
と思います。

弟見山から約5分莇ヶ岳方面に進むと展望抜群場所があり、ここで少し早い昼食を取ることに
しました。きつねうどんのカップ麺とおにぎり🍙2個です。食後のホットコーヒーを飲みな
がら、暫しの休憩です。遠くに莇ヶ岳とその縦走路が望め満たされた気分で、大満足です。

カタクリの花の写真や記念写真も撮影して11時過ぎ、仏峠に向かい下山を開始しました。
急坂が多いので、滑らないように浮石に注意して仏峠を目指します。途中23度休憩して、
無事、熊さんに遭遇することなく仏峠に12時過ぎ到着しました。ヤマップのアプリは、
ここで終了です。
その後は、徳佐の願成就温泉で疲れを癒して、自宅に到着しました。ヤマップのアプリの
記録では、タイム 334分 歩いた距離5.9kmと記録されています。今年は、登山の時期が
少し早かったので、来年は4月の中旬頃に弟見山に再度挑戦しようと思っている懲りない
高齢者登山愛好者です
なお、『僕の山想記』は今回をもって終了となります。
ダラダラとした長文の登山日記を長期にわたり読んでいただきありがとうございました
誤字、脱字はご容赦を。

「放射線科」

 

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