両親の血液型と子どもの血液型の関係は?

2008/08/02
スタッフブログ

血液型は一定の法則によって子どもに遺伝するので、親子の鑑別に用いられることがあります。

その関係は下図のようになります。

.bmp クリックすると拡大します。

▲印は、A型、B型、または共にA型、B型の両親から生まれたO型の子どもです。

時として、両親がいずれもO型でないのに、O型の子どもが生まれることがあります。遺伝の学問上「A型とB型との間には優劣はない」という法則に関係してきます。

A型やB型の人の中にはO型の劣勢遺伝因子をもっている人があるのです。

もし両親がともにこのO型劣勢遺伝因子をもっているときには、この因子だけをもらってO型の子どもが生まれる可能性があるからです。

 

(検査室)