心不全
- 2022/02/14
- スタッフブログ
心不全とは心臓が悪いために、息切れ、むくみが
起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です。
心臓は血液を送るポンプとしての役割を担っていますが、
全身の臓器が必要とする血液を十分送り出せなくなった
状態をいいます。
心臓の働きが悪く原因としては、心臓の筋肉自体が
直接的に障害を受ける心筋梗塞や心筋症、心臓の筋肉に
長時間にわたって負荷がかかる高血圧や弁膜症、そのほか
不整脈や心臓以外の全身の病気など、多くの病気が考えら
れます。
どんな検査でわかるのでしょう?
・聴診などの身体診察
・胸部x線検査
・心電図検査
・心臓超音波検査(心エコー図検査)
血液検査 脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)という
ホルモンは、心臓に負担がかかると分泌される量が増え
ます。NTproBNPも同様に分泌されます。
しかしながら、この数値のみで心不全を判断できるわけ
ではありません。腎機能や高齢などが検査結果に影響を
与えるためです。また心不全の原因はわからないため、
他の検査と組み合わせて行う必要があります。
参考文献 日本循環器学会 日本心不全学会合同ガイドライン
「検査科}