冬に咲くひまわりのように強く生き抜きました
- 2024/01/22
- スタッフブログ
先月、当院の中庭に冬のひまわり🌻を発見し、感動して写真に撮りました
その2日後に療養入院しておりました叔母が96歳で大往生しました。
主治医の先生を始め、看護師さん、リハビリスタッフの方々、介護職員の
方々、管理栄養士の皆さま、清掃や医事課、検査科、放射線科の皆さま、
大変お世話になりまして、ありがとうございました!
体重が20Kg台で、超低栄養状態であったこともあり、たまに「まだ生き
ちょるよ」「えらかったよ」と短い言葉を発する以外はおとなしく寝ている
だけでした。
何度も肺炎に罹って、最後の方は、毎週のように40度近い高熱を出しながら
も生き続けました。暴れることも“苦しい”と言うこともなく耐え続けてくれた
のは何故だったのでしょう!?
叔母は流産を繰り返し子供にめぐまれませんでしたが、7人兄弟の妹や弟の
心配や世話をし、19歳で嫁いでからは、夫の兄弟の子供が同じ敷地内や近所に
いたので、世話をし、彼らは叔母に育てられたようなものでした。
私も姪ということでとても可愛がってもらったので、自ら施設に入ることを
望んだ叔母には少しでも幸せで安楽な最期を迎えて欲しいと思って当院にお世話
になるようにしたのです。
叔母の人生が幸せであったのか、何度も肺炎で高熱を出しても生きようとした
気力はどこから湧いて来たのか?
知る術もありませんが、心電図のアラームが鳴ったときに「ありがとう」と
言って離れて行ったそうです。
「薬剤科」