被ばく線量について
- 2011/03/22
- スタッフブログ
μSv(マイクロシーベルト)
最近、被災地のニュースでよく出てきています。
1,000μSv/hとは?
人が1年間で自然放射線として浴びているのが2,400μSv。これが高地になるメキシコやブラジルなら10,000μSv。だからといって癌の発生が高いわけでもありません。
胸部のX線写真1枚で100μSv
胃透視で4,000μSv
CTで7,000~20,000μSv
1時間連続で1,000μSvは、心配されなくてもよい範囲です。
放射線技師は、年間被曝線量が50,000μSvまでとされています。
では、本当に人体に影響が出てくるのは、250,000μSv(250mSv)で白血球減少、500,000μSv(500mSv)リンパ球の一時的減少とされています。
では、ラジウム温泉やラドン温泉は通常の放射線の200から40,000倍といわれていますが、癌の発生率が温泉のない地域と比べて平均以下です。
(放射線科)