震災ボランティアに参加して
- 2011/05/05
- スタッフブログ
今年3/11に、100年に一度といわれる大地震が関東・東北で起きてしまいました。
その後すぐに医療班として、日本薬剤師会よりボランティア募集の要請があり、4/17~4/22まで薬剤師として宮城県石巻市に行ってきました。
テレビで映像として見るのとは違い、目を覆いたくなるような現実が目の前にあります。ここは本当に日本なのか?映画のセットではないかと思うような光景です。
建物は崩壊し、電車は横に倒れ、車は流され、船は陸地に上がり、地盤は沈下し、道は浸水し、へどろの匂いもものすごいです。
実際に津波に流された方、家族が目の前で流されるのを見た方、家も車も仕事もなくなった方の話も聞くことができました。
ただただ涙がこぼれてきます。
しかし、東北の方は我慢強い。文句を言う人は一人もおられず、必死で立ち直ろうと頑張っていらっしゃいました。
そのなかで、私は仮設診療所、女川町立病院で薬剤師としての仕事をしてきました。
日に日に必要となる薬も物も変わってきます。
まだまだ、お金も物も人も足りない状態です。長期戦になることも間違いありません。
一人ひとり、できることから支援していってください。
(薬剤科)