僕の山想記⑤蕎麦ヶ岳登山(重石コース)

2021/10/18
スタッフブログ

今年、春の山桜が満開頃の『僕の山想記』のお話です
新型コロナ・第4の波が発生しそうな季節に、体重減量・
脚力アップを目的に、蕎麦ヶ岳(重石コース)に挑戦する事に
しました年齢を重ねて、お腹が出たり、血圧が高くなった
り、視力低下したりといろいろ身体に、不具合が発生
これらを改善目的も兼ねています。
今回の蕎麦ヶ岳登山は、メインルートである『一貫野コース』
と比べて距離が長く、道も荒れていると言う情報があり、
初めての登山コースです。少し緊張感があります。
850分元気に家を出発山口市仁保・秋川牧園側から、
中国縦貫道路の下をくぐり抜けて砂利道を進み、少し広く
なった場所に車を停め、荷物をまとめて出発しました。

砂利道を約10分で、蕎麦ヶ岳登山口の看板があり、いよいよ
登山開始です20分で、蕎麦ヶ岳と重石の分岐点に到着しま
した。リュックを置き、『仁保の重石』に行ってみました。
写真の様に巨大な石群と滑滝は、圧巻です

分岐点に戻り、蕎麦ヶ岳を目指します。登山開始直後は、
シダ類が多く自生していて途中から広めの河原に降りたので
ここで水を補給しました。その後直ぐに道は急になり、何度も
立ち止まり呼吸を整え、進みます。20分後、尾根に到着しま
した。
(下山の時この付近で道に迷った様です。後詳しく記述。) 
風がとてもさわやかです。
その後も登りが続き、11時やっと小麦ヶ岳山頂に到着しました。
1時間かかりました。

展望が全くないので、水分補給+チョコを口に放り込み出発。
直ぐに木々の間から、目的地の蕎麦ヶ岳山頂がみえてきました。
写真右側の一番奥が蕎麦ヶ岳・山頂です。まだまだ距離があり、
ため息が出ます。

その後も何度も大小のピーク越えがあり、疲労が溜まってきます。
1140分やっと『一貫野コース』との合流地点に到着しました。

蕎麦ヶ岳山頂まであと少しです。34の大小のピーク越えして、
12時何とか山頂に到着しました。疲れました。写真は、山頂から
眺める山口市街です。中央に県庁が、確認できます。

早速、昼食を取りエネルギー補給して、暫し休憩します。
しかし予定よりかなり遅れているので、1230分山頂案内板に
一礼して、帰路につきます。速足で、一貫野の分岐点を過ぎ、
登りでは確認できなかった経塚岳方面の分岐点を確認して、
小麦ヶ岳に13時過ぎに到着しました。
ここまでは順調でしたが、5分位下った付近で登山道が分から
なくなりました
この時直に立ち止まり少し引き返せば良かったのですが、
古いテープが目につきどんどん尾根道を下ってしまいました
道がますます藪状態になって、初めて道に迷った事に気がつき、
直ぐに引き返しましたが、かなり急坂を下ったので、元の登山道
まで、大汗をかき、かなり体力を消耗しました。途中に、大きな
岩があったので、水分補給を兼ねて暫し休憩し、確実なピンクの
テープが確認できる所まで引き返すことにしました。もし下山道
が分からなかったら1時間以上かけて蕎麦ヶ岳直下の一貫野コース
まで引き返し、下山する事も頭に浮かびましたが、駐車してある
愛車を取りに行くのに歩いて10km弱あります。少し迷いました。
取りあえずリュックを置いて、下山道を探すことにしました。
すると2分位引き返した場所にピンクのテープが多く枝に巻いて
いて谷筋に登山道を見つけました。確認のために空荷で、3分位
下った所、道もしっかりしており、テープも確認でき、重石コース
の下山道と確信、リュックを取りに行き、再び下山開始しました
暫くシダ類の多い道を下り、沢に下りたので、少し休憩です。
残り少なくなったおやつを食べながら、冷たい沢の水を飲むと汗を
かいた体が冷えて大変心地よい気分になります家で美味しい
珈琲を飲むための沢の水をリュックに詰め、少し元気になって出発。
20分で無事砂利道に到着しました。駐車している愛車まで、あと
少しです。
途中山桜が満開でしたが楽しむ余裕がありません。

10分でようやく駐車場に到着しました。下りは道に迷ったので、
2時間以上かかりました。
へとへと・クタクタの蕎麦ヶ岳登山になりました。家に帰り、沢の
水で美味しいコーヒーを入れ、ネットで調べたところ、道に迷った
場所は、重石コースと丸山川コースの分岐点付近で、丸山川コース
は登山者も少なく大藪漕ぎを強いられるルートです。引き返して
良かったと安堵しています
この重石コースからの蕎麦ヶ岳登山は、丸山川コースと経塚岳への
縦走路の2つの分岐点がありますが、どちらも案内板はなく、多めの
ピンクのテープのみです。注意が必要です
今回、道に迷った原因は尾根道を下っていたので、尾根筋の道が続く
と思い込んでいた事もあります。僕にとっても良い教訓になりました。
身体には、かなりの疲労感がありますが、美味しい珈琲を飲みながら、
『次の山歩きはどこに行こうかなあ』と【山口県の登山案内】の本を
眺めながら思う懲りない高齢者登山愛好者です

「放射線科」

 

 

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