6ヶ月
- 2009/03/31
- スタッフブログ
早いもので、この病院で働きだしてもうすぐ6ヶ月。 「ここで老年を学ぶ」という目標通りになるとすると、まだまだ始まったばかりですが。
私は将来、儀父母を含めた両親を在宅で看たいと思っています。
ちょっと変ですが、これが私が看護師になった理由でもあるのです。
その症状がなにを表すのかを見極めて、必要な場合には専門医のもとに送る。
その為には幅広く全ての知識が必要です。
危険な兆候を見逃せば命に関わってしまう。つまり、家庭内のマルチな看護師になりたいのです。その見極める目を養い、経験を積むのに、今の職場は最適です。
新卒で初めての職場はICUでした。ついで内科、小児科、療養、透析に手術室。
希望した訳ではないが、私のステップアップにつながっている。
私のように色々な科を渡り歩かず、専門性を追求した友人達は、すっかり出世してバリバリ働いています。それを思うと私も泣き言ばかり言っている場合ではないのです。
私が夜勤と知ると、「今日は安心~」と患者さん達が言ってくれるようになった。滅多な事では動じなくなった。意見発表も普通にこなせるようになった。
看護師になって流した涙はバケツ何杯分になるか分からないけれど、一歩ずつのこんな前進が素直に嬉しい。色々と渡り歩いて常に「下っ端」。まだまだ先は長いけれどこの春、新人教育担当に任命され、ちょっと振り返りたくなったのでした。
(本館3病棟)