雑感
- 2010/10/13
- スタッフブログ
先日、患者さんと接していると母と同じ年齢に気付き、つい自分の母を思い出しました。
私事ですが、母が去年の7月に他界し、今も母の死を受けいれることができていません。突然涙が出そうになります。
亡くなってわかったことですがこんなに母の死が辛く、悲しく、母の存在が大きかったこと。母がいることでどこか安心していたこと。
親の有り難みという壁に今まで守られていたこと。生きていた時は普通の生活が当たり前だと思っていたけど、それが幸せであったということ。今さら遅いのですが…
生前によく親子喧嘩して何度か母を泣かせたことがあります。今、思えばすべて自分の為に叱ってくれていた。
母は一人暮らし。狭いアパート部屋で一人誰にも見守られずに逝ってしまった。すごく寂しっかたんだろうなと胸が苦しくなります。
母は突然死だったので、心の準備もできないまま、お別れと感謝の一言も伝えることができず逝ってしまい悔いが残りました。
お別れは突然にくるものです。今、入院されている患者さんの家族には悔いを残してほしくないと思ってます。できるだけ一緒にいてほしいのが本音です。
私みたいに後悔してほしくない。
追伸 私は男性ですが別にマザコンではございませんのでご理解のほどをヨロシク(^-^)/
(本館3病棟)