食欲の秋!!
- 2012/10/09
- スタッフブログ
食中毒の発生率が高いシーズンです。
特に、最近よく耳にする ノロウイルス 食中毒は、11月頃から増加し、年末年始にかけてピークとなります。
最大の特徴は、感染力が強く、集団感染になりやすいことです。
ノロウイルスにかかると、24〜48時間の潜伏期間を経て、
吐き気・嘔吐・下痢・腹痛等が1〜2日続きます。
高齢者や小児などの場合、脱水症状等で命に危険が及ぶこともあります
症状がひどくなった時は、様子見せずにすぐ病院へ行きましょう。
ノロウイルスにかからないようにするには、1にも2にも 手洗い・消毒 です。
食事の前・トイレの後には、せっけんを使ってしっかり洗うこと。
調理台や調理器具の殺菌には、塩素系の漂白剤に浸すのが一番です。
食材はきちんと加熱…包丁やふきんなど小物も85度で1分以上の加熱でOK。
2次感染の予防には、患者の嘔吐物や下痢便の処理には使い捨てのマスクや手袋を使い、
塩素系漂白剤と共にビニール袋に入れて密封して捨てましょう。
(検査科)